夫さんが図書館から借りていた本「雪子さんの足音」が、第158回芥川賞候補だった作品で映画化されることを知り、夫さんが返却する直前に慌てて読みました。
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主人公の薫は、新聞記事で、大学時代を過ごしたアパートの大家の雪子さんが熱中症で孤独死したことを知り、20年ぶりにアパートに向かう道で当時の日々を思い出していきます。
東京・高円寺の家賃5万円のアパート月光荘。
「サロン」と名付けた居間を下宿人に開放して食事や小遣いまで世話を焼くひとり暮らしの大家の雪子さんと下宿人の大学3年生の薫と同い年のOL小野田さんの3人の関係は微妙なバランスで続いていましたが・・・
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先が気になり、一気読みしましたが、最後まで解明できないままの部分がいくつかあり、なんだかモヤモヤが残りました。
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