伊勢神宮参りのお土産としてブームになっている「おかげ犬」グッズ。
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江戸時代は伊勢神宮ブームが巻き起こり、仕事を抜け出すなどコソコソと陰に隠れてお参りする人が多かったことから、おかげ参りと言われるようになったそうです。
今のように乗りものがない時代ですので、お参りにに2ヶ月も要する方もいたそうな。
お金も時間も体力も必要なので、行きたくても行けない人も大勢いました。
そんな方は、伊勢神宮に向かう人に愛犬を託し、自分の代わりにお参りをしてもらったそうで、その愛犬たちが「おかげ犬」と呼ばれています。
その後、犬だけで伊勢神宮まで無事に行って、首にお札をつけて帰ってくるケースも出てきたそうです。
主人はお金の入った袋を犬の首にをぶら下げて送り出すので、おかげ犬を見かけた人はエサを与えたり宿泊させてあげたり、大切にお世話をしたそうです。
えっホントの話?と思いましたが・・・
江戸時代の浮世絵師である歌川広重の作品「伊勢参宮宮川渡しの図」には、首にお札を携えた白いおかげ犬がはっきり描かれているそうです。
なんだか感動。
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