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著者の両親は共に教師でしたが、農村で育ち、子供の頃から農家にとてもあこがれを抱いていたそうです。
そんな彼女が農業の道に進むきっかけとなったのは・・・
小学2年生の時に、テレビで飢餓で死んでいくアフリカの子供たちの映像を見て、農家の野菜を持って行きたいと母親に相談をした時に返ってきた言葉。
「一時の食べ物を分けるより食べ物の作り方を教える方がきっと役に立つよ」だったそうです。
そして、大学生の時に出会ったホームレスに質問したことをきっかけに、彼女の営むこだわり農園にホームレスを巻き込んでいきますが・・・
もちろん、スムーズにいかないことだらけです。
めげずに突き進む姿に勇気や元気をもらいます。
読み終わるころには、大変だと思いつつも農業のお手伝いをやってみたいなぁと思う自分がいました。
(本文より)
私はいつも、「できるか・できないか」ではなく、「やるか・やらないか」を考えて行動を決める。
「できるか・できないか」を考えてしまうと、私のような不器用な人間はできないことの方が圧倒的に多いから、失敗するリスクを考え始めると結局、何もできなくなってしまう。
一方、「やるか・やらないか」は自分の意思ひとつだ。
「やる」を選んだら、最後までやり続けるだけだ。
途中でダメそうだったら、周囲にSOSを出して助けてもらってもいい。
やり方を変えてもいい。
とにかく続けられる方法を考えればいいのだ。
もし結果として達成できなくても、自分が最後のひとりになってもやり続ければいいだけの話だ。
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