忘れものは絵本の中に♪

紹介されているのを拝見し、
ぜひ読みたいと昨年図書館で予約した本。
やっと順番が回ってきました~

どうやら私が最後だったようで、
次の予約が入っていないので、
ゆっくり読もうと思ったけど・・・
引き込まれて、一気読み。
只今、娘が読書中。

四話の短編集からなる
心温まる大人のファンタジー小説。
過去に大切なものを置き忘れた大人たちが、
いざなわれる不思議な絵本Bar「クレヨン」。
そこで出会う絵本から、
『本当の自分』を取り戻す、
『迷える大人』のための物語。

一話めは・・・
お空にいる愛犬ぷくと会いたくなって、涙。
四話めは・・・
年齢を重ねた私には切なくて、涙。
電車の中では、読まない方がいいかも。

私が子供の頃、
母は仕事で超多忙だったせいか、
絵本を読んでもらった記憶は全くありません。
でも・・・
読書好きの母は
絵本をよく買ってくれたし、
教師をしていた叔父からもらうお年玉は
毎年数冊の絵本だったから、
家には絵本があふれていました。

そんな中で印象深い絵本は・・・
7歳下の弟が生まれてから
母が買ってくれた「モチモチの木」。

怖がりの私は、
表紙の切り絵が怖すぎて、
なかなか絵本を開く気にならなかったことを
しっかり覚えています。
でも・・・
勇気を振り絞って読みだすと、
さらに勇気が出たこともしっかり覚えています。
なぜか、
絵本の内容を覚えていなくて、
久々に図書館で借りて読んでみると・・・
怖がりな豆太が
大好きなじさまを救うために
勇気を奮い立たせるお話で、
今更ながら、
弟が誕生しても怖がりで頼りない私のことを想って、
母がセレクトしてくれてたんだなぁ~
と痛感したり・・・
年齢を重ねるごとに、
勇気を出すことに臆病になって、
やりたいことが全然できてないなぁ~
と気づかされたり・・・

なんだか、
絵本Bar「クレヨン」に行った気分になりました。

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