ひき石と24丁のとうふ♪

産経児童出版文化賞大賞を受賞された
素敵な写真絵本を教えて頂き、
さっそく図書館で借りてきました~


岩手県の山奥で、
豆腐店を一人で営む
90歳をこえたミナさんを
16年取材して作られた写真絵本。

ひき石(石臼)を使って、
6時間かけて大豆をすりつぶし、
薪をくべて、
毎日24丁のとうふを作るミナさん。
機械は早くて便利だよと言われても、
これ以上ほしいものはない
と笑顔で答えるミナさん。

幼い頃から目が不自由なミナさん。
手応えや音を頼りに豆腐を作り、
わずかに見えるお客さんを
しっかり見て話すミナさん。

ミナさんにお会いしたい~
ミナさんの作るお豆腐を食べたい~
と思いましたが・・・
残念なことに、
一昨年ミナさんは逝去されました。

「おら、自分の本が作りてぇ!」と
かかってきたミナさんからの電話に
しっかり応えた大西さん。
この本の刊行を待たずに、
ミナさんが逝去されたことが
とても心残りだと思います。
でも・・・
ミナさんの心意気のある素晴らしい生き方が
たくさんの方に伝わり、
喜ばれていることと思います。

ミナさんと出会わせてくれて
ありがとうございます。

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