100年の旅♪

14カ国以上で翻訳されているドイツのベストセラー絵本。
1ページごとに1歳ずつ年を重ねていくユニークな構成で、人の一生が1冊におさめられています。
どの世代にも その時々で大切な学びがあるということを、 素敵な絵と共に心に響くことばで綴られています。
一部をちょこっと紹介。
0歳のことば「生まれてはじめてのほほえみに、まわりのみんな、ほほえみかえす。」
子どもが生まれた時のことを思い出し、思わずにっこり。
33歳のことば「眠れなくてもやっていくことを覚える。」
49歳のことば「夜通しぐっすり眠れることがどんなに贅沢なことなのか、わかる。」
どちらのことばからも、息子を産んだ日から味わうことになった眠れない日々を思い出しました。
夜泣きがひどくて1時間ごとに起こされて、私も泣きそうになりながら頑張りました。
2歳になって夜泣きもやっとおさまり、目覚めた時に明るい朝だった時は感動でした~
そして、今再び眠れない日々が・・・
年老いた愛犬ぷくに夜間何度も起こされています。
29歳のことば「やっとわかったのは、土曜の夜、家でひとり、静かに落ち込まず過ごす方法」
30歳で亡くなった春馬くん、早くそんな方法に救われていたら・・・と切なくなりました。

そうそう・・・
今の自分の年齢のことば(内緒です)を見て、「その通り」と同感でした。

あらゆる世代に向けられた本なので、いろんな方に読んでほしいです。
私たちはみんな人生という旅の真っただ中。
旅路を共にする大切な人たちと一緒に読むのもおすすめです。
一度読んでも、その時々で感じ方も変わると思うので、また読み返したくなる本です。

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