そんな一色さんが描く名門美術大学の学生4人の葛藤と苦悩を描いたこの作品には興味津々でした。
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我が家の近くに大阪芸術大学があるので、学園祭にはよく行ったり、創立70周年記念映画にエキストラ出演させてもらったり・・・
京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)の公開講座にも通っていたことがあったり・・・
私にとっての芸大は楽しい場所だけど・・・
学内での才能発揮を巡っての学生たちの苦悩には近寄りがたいすさまじいものがあるんだろうなとひしひしと感じました。
この本を読んで思い出したことが・・・
1学期の図工の成績が悪かった小4の時のこと。
担任の先生が病気で休んだ時に代替で来た先生が私の絵をすごく褒めてくれて、びっくり!!
その絵を先生が何かのコンクールに出展してくれて、賞をもらって、学校の玄関に貼られて、またまたびっくり!!
でも・・・
うれしいという気持ちより、なぜ?という疑問が頭の中をぐるぐるしていました。
そして・・・
2学期の成績が上がり、改めてうれしさがこみあげてきましたが・・・
3学期に担任の先生が戻ってきたら、また元の成績に。
再び、なぜ?がぐるぐるし、代替の先生に戻ってきてほしいと願ったことを覚えています。
才能ってなんだろうって改めて考えさせられる作品でもありました。
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