ご両親が遺した山荘に一時避難のつもりで暮らし始めたイラストレーター・エッセイストの平野恵理子さんが、いろんなことを乗り越えながら、この場所に魅了されていく様子が綴られているエッセイです。
マンション暮らしの私は、山の中のポツンと一軒家のようなおうちでの暮らしに憧れを抱いているので、興味津々で拝読しました。
虫は苦手だけど、山の暮らしに憧れる私は・・・
平野さんが山の虫たちに洗礼を受ける様子を事細かに綴られている虫の章を、まるで自分がその場にいるかのような臨場感を感じて、ハラハラ・ドキドキしながら読み、苦手な虫と向きあう勇気を頂いた気がします。
山の暮らしの厳しさを感じながらも、平野さんが描く山の暮らしを彩るイラストに癒されながら読み終えると・・・
やっぱりいつかは山の家で犬と暮らしたいと妄想が膨らみます。
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