「LOG」さんをチェックアウトし、前にそびえ立つ階段を上がるところからスタートした2日目のお出かけ。
この日は階段での移動が主なので、レンタサイクルは借りずに、ひたすら歩くことに。
まず向かったのは・・・
「おのみち文学の館」の施設でもある「文学記念室」・「志賀直哉旧居」へ。
どちらも受け付けの方が丁寧に説明して下さり、尾道ゆかりの文学者の偉大さを痛感しました。
志賀直哉が小説「暗夜行路」の草稿を執筆した当時の部屋は、今でいうミニマリストの部屋。
ムダなモノがない部屋にあるひとつの窓からは尾道の町がまるで1枚の絵のように見え、ここだからこそ執筆に専念できたのだなぁと妙に納得しました。
お次に向かったのは・・・
ここから6~7分で到着予定だった「ネコノテパン工場」。
地図を見ながら歩いていたのですが・・・
いろんな路地に階段があり、方向がわからなくなり・・・
スマホのナビに頼って歩き出したのですが・・・
歩いている途中で行き先が変わってしまう怪奇現象に見舞われました。
「LOG」のスタッフさんが、スマホのナビを頼って階段の路地へ行くと危険な目にあうと教えてくれていたのはこのことだったと気づいた時には既に遅く、路地に迷い込み、辿り着けないままランチタイムが近づいてきました。
このまま辿り着くまで歩きたい私とあきらめてランチに行きたい夫さんと大喧嘩勃発!!
私が泣く泣くあきらめて、ランチ場所へ向かうためにひたすら階段を下りて、「尾道本通り商店街」の終点までひたすら歩きました。
通りから少しずれた所にある「短編食堂」さんへ。
アンティークのドアが4つ並んでいますが、入口のドアは白いドアです。
洋食店であることにこだわったランチメニューのミックスグリル(野菜のマリネ・スープ・ご飯又はパン付)は大満足の一皿です。
おいしいモノを頂いていると、お互い笑顔になって知らない間に仲直り♡
手元の料理の撮影以外は禁止なので、残念ながら素敵な店内の写真はありませんが・・・
「美味しかったよりも 良い時間だった」と帰り道に感じて頂けるよう願って逆算して構成された空間は、お客様のことを大事に考えられているとっても素敵な空間でした。
ここにしかない椅子は必見ですし、是非座って頂きたいです。
私たちだけになった時間に店主さんが流す音楽を変えられたのですが・・・
私たち夫婦のイメージにあう音楽をセレクトしてくださったそうで、嬉しい限りでした。
店主さんに食後も素敵なお話をごちそうになり、ほんとにほんとによい時間を過ごせました~
そうそう・・・
店主さんは尾道の方ですが、大阪に一時期住まれていたそうで、なんだか親近感。
よい時間を過ごしたあとは、尾道の階段を再び上がる過酷な時間が・・・(つづく)
暮らし上手工房ホームページ → ●